データ通信ならこれ。モバイル向けプロバイダ

昨年から今年にかけて、ノートパソコンでも使える定額のデータ通信サービスが増えています。
今のパソコンはネットにつなげない状態だと能力は半減。
そんな中、昨年から今年にかけて、ノートパソコンでも使える定額のデータ通信サービスが増えています。
定額のデータサービスをまとめてみると、データ通信サービスの老舗といえるウィルコムの
「エアエッジ」
イー・モバイルの「EMモバイルブロードバンド」
NTTドコモの「定額データプラン」
AUの「WINシングル定額」
があります。
それぞれのサービスは使える地域や速度、価格などに大きな差があるので、表にしてまとめてみました。
商品名 (メーカー) | 最大通信速度 | 接続使用料 | プロバイダ機能 | 接続使用料 | キャンペーン価格 | キャンペーン契約条件 | 接続制限 | ||
上り | 下り | ||||||||
ドコモ | 定額データプランHigh-Speed | 3.6Mbps | 384kbps | 全国 | 専用プロバイダmopera Uと要契約 | 9300 | 5985 | 3月1日から8月31日までの期間限定 | Windowsのみサポート。P2Pなど特殊なサービスの利用不可 |
ウィルコムストア | AIR-ADGE | 800kbps | 800kbps | ほぼ全国 | 別契約 | 3880 | 2年契約のみ | ||
au | WINシングル定額 フルサポート | 3.1Mbps | 1.8Mbps | ほぼ全国達成率 | 別契約 | 6930 | 負荷に応じて速度制限 | ||
データプラン | 7.2Mbps | 384Kbps | 都市部中心 | 含む | 5980 | 4980 | 2年契約のみ | なし |
2008年3月現在
通信速度を見ると、イー・モバイルが高速です。ただし全地域で下り速度7.2Mbpsをサポートしているのではなく、半分の3.6Mbpsが大半を占める状況なので、ドコモの3.6Mbps、AUの3.1Mbpsとスペック上は大差がありません。
速度測定サイトのレポートやネットなどの接続速度の報告を見ていると、イー・モバイルが平均で1.2Mbps前後、ドコモが1.6Mbps、AUが150kbpsの数字になっていることが多く、AUの速度が遅い傾向が強くなっています。
とくに最初は1Mbps以上の速度が出て、しばらくつなぐと150kbpsまで落ちる報告が多くなっています。エアーエッジはもともと速度の上限が低いですが、128Kbps接続で約80Bpsとほぼスペックの半分強の数字が平均して出ている感じです。
エリアではサービスの始まって間もないイー・モバイルが2008年3月現在では都市部のみで約50%前後と低めです。
通信速度が遅い分、価格ではウィルコムがもっとも低くなっていますが、ウイルコムはプロバイダが別途契約が必要であるため、プロバイダの条件次第ではイー・モバイルの方が安くなる可能性もあります。
ドコモは標準設定が約1万円と高く、加えて月800円の専用プロバイダの契約が必要です。
auもさまざまなキャンペーンが組まれていますが、端末の購入や2年契約の縛りなど条件を見ていくとデータ通信用としては標準のWINシングル定額フルサポートコースが安め。
またプロバイダが別途契約が必要であるため、価格はその分上乗せされます。
プロバイダ価格はメーカーごとにバラバラといった感じです。
イー・モバイルでは、定額かつパケットの縛りのないサービスはデータプランになります。通常は月額5980円ですが2年契約にすると4980円に割引になります。
もし月の利用量が少ないのであれば、3月末に開始されたスーパーライトデータプランがお得。
基本利用料は月々2000円で無料通信分は1000円のみ。1000円を超えた分は従量制で課金されますが、上限はデータプランと同じ5980円なのでかなりお買い得。
またデータプランと同様に2年契約にすると月額1000円、上限4980円になる。プロバイダ料金も込みなのでコストパフォーマンスはかなり高いです。
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